3rdアルバム発売記念ライブ3連弾
その3
2005/12/03
10、12
12/12(月)初台「TheDOORS」

 さて、いよいよ最後の「レコ発ライブ」です。Pヴァインレコード主催の大型ライブは、昨年の2ndレコ発と同じ会場で、同じ3組の出演でした。違っていたのは、長見順さんも坂上弘さんも、今年はペーソスと同じPヴァインレコード所属になったということです。長見さんは9月にアルバム『超スローブルース』をリリース、坂上さんはペーソス3rdと同時に『交通地獄そして卒業』を発売し、3組揃って名実共に身内となった記念すべき合同ライブだったのでした。

 会場の初台「TheDOORS」は大箱なので、集客が不安でした。果たして、会場一杯のお客様にきていただけるのだろうか? 既に大きな会場で立て続けに2度やっているし、平日で、しかも月曜日の夜では、それこそ仲間内でも来場して貰うのが難しい状況です。案の定、開場直後はお客様がちらほらで、PヴァインレコードのIプロデューサーも、「ま、今日は気楽に、楽しんでやってくださいよ」と言っていたのですが、開演までには席が埋まりだして、一安心。高田文夫先生が二階席へお忍びで来てくださって、「楽しませてもらいますよ!」と声をかけて頂いたので、ぐっとテンションが上がりました。

 まず、マダムギター長見順さんです。これまでは、ピアノの吉森信さんとドラムの岡地曙裕さんとのトリオでしたが、今回は、ベースの上村勝正さんも加わり、一層パワーアップしていました。ルーズな語り口と、攻撃的なギターが、カッコイイ! 常に安定したパフォーマンスは、さすがです。岡地さんは、本当に楽しそうにプレイするんですよね。いいなぁ。

 次に、坂上弘さんの登場。歌う曲は「木馬亭」の時と同じ3曲ですが、今回は、『やまと寿歌』を長見順BANDとペーソス、スエイさんの生演奏でバックアップして、楽しいステージになりました。坂上さんはまた、すぐお帰りになりましたが。

 そして、ペーソスの出番となりました。DVD発売を睨んでのビデオ収録があるということで、3rdアルバムの流れを意識して、ナレーションをアルバムと同じにした『ペーソストリーム』の構成にいたしました。

演奏曲
1:おやぢいらんかえ〜
2:公園の風景
3:わたしズルいんです
4:新宿
5:揺れる二の腕よ
6:独り
7:豆大福
8:ああ連帯保証人
9:駄目になりそう ※吉森さん参加
10:女へん ※長見順BAND参加
11:涙腺歌 ※長見順さん、スエイさん参加
12:霧雨の北沢緑道 ※長見順BAND、スエイさん参加アンコール
13:恋人生
14:甘えたい

 長見さんたちのバンド演奏が入ったことで、ペーソスには珍しく、華のあるステージになったと思います。長見順BANDの皆さんは、直前のリハーサルもそこそこ、譜面さえ差し上げていないのに、素晴らしい演奏をしてくださいました。さすが、一流ミュージシャン! スエイさんのサックスも、どんどん上手になっていて、イイ感じでした。皆さん、お疲れ様でした。そして、ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

 終了後、kプロモーターに紹介されたTBSラジオの方が、「ペーソスさんで番組やりたいですね」とおっしゃっていました。本当ですか! 実現するといいな。よろしくお願いします。本当にそうなるよう、ガンバってね、Kさん。
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