第147回 2007/07/09
♪進駐軍のカミさんがパートでやってる○○のホテトル〜♪(柳家喬太郎『日本ホテトル音頭』裏バージョンより)……喬太郎師匠の歌声が、頭の中でグルグル回っております。師匠の歌のCDは、マキシシングル『東京ホテトル音頭』、アルバム『の・ようなうた』の2枚がリリースされていますよ。この夏の盆踊りに、最適です。皆様、さあ、ご一緒に踊りましょう! 

というワケで、7/7(土)は七夕、昨年に引き続き、柳家喬太郎独演会「みっちりナイト」に出演させていただきました。舞台袖から師匠の高座をじっくり見られる、まさに役得のお仕事でございます。



演奏曲
1:モツ焼小唄
2:女々しい男の子守歌
3:イッテコイ節



師匠の高座は、最初が「怪談のりうつり」、ペーソスを挟んで、2席目が「キサラギ」と、二本とも新作でした。1席目の演目は年季の入ったものですが、「キサラギ」は、真っさらの、おろしたてです。現在公開中の映画「キサラギ」を落語にするという試みで、主催者側からの注文だったようです。映画は、1年前に亡くなったアイドル・如月ミキの一周忌に集まったファン5人が、偲んで会話しているうちに、彼女の死に疑問を持って……という話なんですが、師匠のほうは、古典風アレンジで、舞台は品川宿、キサラギという名の女郎の一周忌に、馴染みの客が集まって……という展開でした。みっちり1時間近くの熱演です。高座で語りながら、その場で話を練り上げていくスタイルは、ライブで新曲を練り上げていくペーソスと同じです。同じなのはスタイルだけですが。さすが、喬太郎師匠は凄いなぁ。ますます、憧れてしまいました。

さて、この次の日曜日は、下北沢KOMPALでの定期ライブです。月曜日もお休みなので、夜更かししても大丈夫ですよ。ぜひ、お越しください。

それでは、今週も、雨や暑さに負けず、みっちり行きましょう!