第139回 2007/04/16
川県出身の友人と食べ物の話をしていたら、みっちり「うどん愛」を語ってくれました。美味しいですよね、讃岐うどん。釜揚げした麺に、大根おろしたっぷりと万能ネギの刻んだヤツをごそっと乗せて、スダチを搾って醤油をかけて、飲み込むように啜り上げる。うーん、食べたい。その男が通っていた香川の大学では、学生食堂でうどんを注文すると、玉だけが投げて寄越され、脇の釜で自分で茹でて作るそうです。楽しそうだなぁ。あー、讃岐うどん食べたい。麺好きなスマイリー井原でございます。

 15日(日)は下北沢KOMPALでの定期ライブでした。ここのところ新曲ラッシュになっているペーソスは、今回も2曲、ライブ前に作ったばかりのほやほやをご提供いたしました。

1:女の一夜干し
2:独り
3:モツ焼小唄
4:風に揺れている
5:ワーキング・プア
6:イッテコイ節(新曲)
7:女々しい男の子守歌(新曲)
8:甘えたい
9:涙腺歌
10:霧雨の北沢緑道

『イッテコイ節』は、先日お亡くなりになった植木等さんを偲んで、『スーダラ節』のような飄々として軽快なノリを狙った、と島本さんは言っていますが、苦境を笑い飛ばす覇気がないので、「高笑い」と言うより「空笑い」です。ああ、偉大なり植木等。『女々しい男の子守歌』は、ブルースというかゴスペルというか、アフロアメリカンなテイストの曲です。どちらもまだ未完成ですが、これから練り上げていきますので、ぜひ、聞きにいらしてください。

 さて、これから後、しばらくライブの予定がございません。今年も、「春一番」には呼んで頂けそうもない気配。主催者の阿部社長は、「今年は3日か6日、どっちかに出てもらうでぇ」と、昨月名古屋のCBCラジオでお会いしたときにおっしゃってたんですが……。関西方面の皆様、かれこれ1年以上お会いしておりませんが、またお目にかかれるのは、さらに先になりそうです。それまでに、もっと力を付けて、4thアルバムを用意して伺う決意ですので、どうか温かく見守ってくださいませ。

 それでは、うららかな春の日々を、愉快に過ごして参りましょう!