第131回 | 2007/02/19 |
私は、2年前に花粉症をやめましたので、関係ないんですが、来ましたね、何かが。鼻が出て、くしゃみが出て、目がかゆいです。私は、やめましたので、花粉ではないと思いますが、何かが、やって来ました。春の妖精かなぁ?
メルヘンチックなスマイリー井原でございます。 先週は、柳家喬太郎師匠の独演会にゲスト出演させて頂きました。昨年夏と同じ、「中野ゼロホール」です。ゲストに呼んで頂くと、何が役得かって、師匠の話をタダで聞けるんです! 独演会のチケットは、いつも、あっという間に売り切れてしまうんだから、ゲストにでもならなけりゃ、聞けませんもの。今回も、前半に古典「転宅」、後半は新作「鬼背参り」と、それぞれ素晴らしい出来でした。「鬼背参り」は、夢枕獏さんの作で、おどろおどろしくも悲しい話でした。会場には、泣いている人も。さすが、芸の力だなぁ。今回で、独演会ゲストに呼んで頂くのは3回目です。もうすっかり、師匠専属のヒザ替わりですよ。でも、「音曲」じゃなくて、「歌謡曲」なんですけどね。 演奏曲 1:モツ焼き小唄(新曲) 2:ワーキング・プア(新曲) 3:モッタイナイ 4:女の一夜干し 今回、張り切って、2曲の新曲を用意していきました。「モツ焼き小唄」は、歌詞に、シロとか手羽とか、焼き鳥のお品書きを歌い込んだ曲です。こういうの、柳家紫文さんあたりがおやりになると「江戸の粋」なんですが、島本さんが歌うと、単なる駄洒落なんだよなぁ。難しいなぁ、「粋」って。「ワーキング・プア」のほうは、昨今話題になっている「格差社会」を問題にした、社会派の作品です。いくら働いてもお金に縁がないということを切々とうったえているのですが……。今後しばらくの間、ライブで必ずやることになると思いますので、聞いてみてください。 さて、今週末は、あがた森魚さん&山田勇男監督の作品展「鳥の巣箱ショウ」にゲスト出演いたします。ペーソス出演の映画『蝙蝠傘』も公開されますよ。まだご覧になっていないというお客様、この機会に是非どうぞ! それでは、今週も、春の妖精とたわむれながら、張り切っていきましょう! |
柳 家 喬 太 郎 師 匠 独 演 会 3 回 目 ! |
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