第99回 | 2006/07/03 |
フランス負けたー! ジネジーヌ・ジダン、現役最後なのに、ゲームに関係ないところで、相手選手マテラッティに頭突きで退場ぉおー! PK戦でトレセゲ外したー! あー! 一月ほど騒いでおりました第18回FIFAワールドカップが、ついに終了いたしました。今さっきまで、見ておりました。これからちょっとだけ寝て、会社へ行かなくては。起きられるかな? 早起きには、めっぽう弱いスマイリー井原でございます。 ご案内通り、落語界新世代の旗手・柳家喬太郎師匠の独演会にゲスト出演させて頂きました。会場の「なかのZERO」小ホールは、定員550席がすべて埋まる大盛況! この、師匠の人気に、水を差すようなことがあってはなりません。楽屋に走る緊張感……は、ないんですけどね。「この弁当、おいしいね」とか何とか言いながら、三人には広すぎる楽屋で、暢気にくつろいでいるんだから、態度だけは大ベテランです。 演奏曲 1:わたしズルいんです 2:風に揺れている 3:おやぢいらんかえ〜 4:ああ連帯保証人 5:涙腺歌(3番まで) 6:霧雨の北沢緑道 喬太郎師匠は、前半に新作、後半に古典『心眼』をみっちりおやりになって、素晴らしい出来でした。『心眼』では、話の中にペーソスの歌詞をアドリブで入れてくださって、島本さんもよろこんでおりました。芸の力を見ました。やっぱり凄いなぁ、伝統芸能は。 終了後、中野サンモール付近で打ち上げがあり、師匠とご一緒させて頂きました。柳家さん喬師匠(喬太郎師匠の師匠)が、アメリカのバーモント州へ興行にいらしているとのことで、「どんな人の前でおやりになるんですか?」と伺ったところ、日本文化を勉強しているアメリカ人の学生さんがお客さんなんだそうです。「国内でも、留学生の前でやってくれと言われることが、よくありますよ」と、おっしゃっていました。古典に『平林(ひらばやし)』というのがあって、無筆な下男が使いに出されて、主人に書いて貰った行き先の「平林」がわからなくなり、あたりの人に聞くと、「ひらりん」とか、「一八十の木木」などと教えられて困るという、漢字がわからないと理解できそうもない話なんですが、こういうのもウケるそうです。それなら、日本を勉強している外国の方には、『女へん』なんかもウケるのでは? バーモント州でもどこでも行きますので、ペーソスを教材に、いかがですかね? 打ち上げの後、お店の外で、師匠とはしゃぐ島本さんを撮りました。「焼きが回ったおやぢ」というコンセプトでございます。喬太郎師匠は、これから良い具合に焼きの入る方ですが。もう片方のオッサンは……。 それから翌日、今度は高円寺の「大陸バー彦六」(http://www.inv.co.jp/~hiko6/)さんで、単独ライブをさせて頂きました。前日は550席満員のお客様の前でしたが、この日はお店の方を含めて20人弱、マイク無しの、ペーソス得意のスタイルです。 演奏曲 1:甘えたい 2:独り 3:揺れる二の腕よ 4:公演の風景 5:女へん 6:忘れないで 7:永遠の夢 8:おやぢいらんかえ〜 9:涙腺歌 10:霧雨の北沢緑道 アンコール 11:恋人生 大きな会場も良いけど、お客様の反応がダイレクトに伝わってくる肉声ライブは、やりがいがあります。ペーソスのファンと言ってくださるご主人が、お店のご常連さんを集めてくださったのですが、皆様、CDを良く聞いてくださっているようで、『涙腺歌』の「微妙〜♪」を店中でハモっていただきました。「彦六」さんは、高円寺北口の純情商店街を行って、突き当たりを左折、すぐの突き当たり、庚申通りを右折して、金物屋さんの手前の路地を右へ入ったところ、ラーメン屋さんの2階です。古い日本家屋を使った風情のある店内が素敵なんですが、東南アジア料理が豊富で、ホッピーを氷無しで出してもらえるツウの店です。しかも!平日20:00までは、ホッピー200円、生ビール300円ですよ! ライブをやらせて頂いたから言うんじゃありません。本当に、良いお店です。私、会社からの帰り道なので、常連になろっと! さて、今週末は、おなじみ下北沢「KOMPAL」での定期ライブです。今回は、スエイさんのゲスト出演はありませんが、ペーソスと私の3人で頑張りますので、ぜひお運びください。 それでは、今週も、じっとりとした湿気を、ジダンのプレーのように華麗にさばいて、スッキリ爽やかに行きましょう! |
柳 家 喬 太 郎 師 匠 と 七 夕 に 再 会 |
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