第98回 2006/07/03
FIFAワールドカップ、ベスト4が出そろいました。こうなったら、私はフランスを応援します。ポルトガルのルイス・フィーゴも好きなんですが、やっぱりジダンのプレイは美しい! だんだん調子が上がってきたようだし、次あたり、驚きのスーパープレイが見られるのではないかと、楽しみにしております。水曜日の夜、というか、木曜日の早朝、早起きして、絶対に見よっと! 相変わらず寝不足の続くスマイリー井原でございます。

 前回、山田勇男監督作品にペーソスが出演したことを書きましたが、その際、タイトルを記すのを忘れておりました。『蝙蝠傘』というんですよ。黒ずくめで傘をさした謎の女性と島本さんとの邂逅に、バカ踊りとエアギターと半笑いが交錯するという、アバンギャルドな作品です。おわかりになりませんか? そうですよねぇ。ご覧頂かないと、言葉では説明できないんです。なにしろ、出演者も何をしてたんだかわからないくらいですから。そのことを山田監督に言ったら、「いいのよ、あれで。あれが、アナタたちの本質なんだから。それを引き出して、撮ったんだもの」と言われました。そうかぁ、私って、ああいう半笑いの人間だったのか。ああ、恥ずかしい。でも、せっかくの作品ですから、多くの方に見て頂きたい気もします。8ミリ映画なので、簡単に上映できないのが難点なんですが。機会があったら、ライブ会場で映すことがあるかも知れません。

 さて、今週は、半年ぶりに、柳家喬太郎師匠の独演会へゲスト出演させて頂きます。「LIVEnfo」のコーナーに詳細が書いてありますので、ご覧ください。師匠の人気は凄いので、既にチケットは完売かも知れませんが。ペーソスの二人も、落語通のお客様を沸かせてやろうと、張り切っております。何より、喬太郎師匠の話が素晴らしいので、チケットがあれば、ご覧になって損はないと思います。ぜひ、お出かけください。

 それでは、今週も、眠気を吹っ飛ばし、表も裏もひっくるめて、稼業に励みますよ!