第97回 | 2006/06/26 |
決勝トーナメントに突入したFIFAワールドカップ、皆さんご覧になっていますか? 期待のチェコが予選敗退でがっかりしているところへ、贔屓のスエーデンも決勝1回戦で敗退し、私はすっかり意気消沈でございます。こうなったら、チェコを2−0で破ったガーナを応援します。がんばれガーナ、ブラジル倒せ! 毎晩夜更かしのスマイリー井原でございます。 昨週末は、下北沢のギャラリー「LA CAMERA」で、映画上映&ライブのイベントがございました。海外の映画祭にも招待されている世界的な短編映画作家・山田勇男監督がペーソス&上野茂都さんを撮った新作の発表です。山田監督らしい、穏やかで、奥深い映像でしたが、いかんせん、被写体が……。上野さんは二枚目でカッコイイんですが、島本さんは随所でバカ踊りしているし、岩田さんは、はやりのエアギターでノリノリだし、私なんか、ずーっとヘンな半笑いを浮かべていて、見ちゃいられません。うーん、恥ずかしい。これって、名作揃いの山田監督作品リストに加えられるんでしょうか? 今回だけの上映で、お蔵入りにしてもらえませんかね。 演奏曲 1:公演の風景 2:独り 3:女へん 4:永遠の夢 5:白ゆりにて 6:おやぢいらんかえ〜 7:忘れないで 8:ソウル・ブラジャー〜甘えたい 9:涙腺歌 10:霧雨の北沢緑道 アンコール 11:恋人生 映画撮影は、実は、初春の内にやっていたんです。とある休日、山田監督と、撮影の山崎幹夫さん(映像作家)と、上野さん&ペーソス、プロデューサーの大宅加寿子さん、私を含めて総勢7人で川越へ行って、喜多院をはじめとする市街の各所で撮ったんですが、なんちゅうか、台本があるわけではないし、すべての構想は山田さんの頭の中で、「じゃ、ここをスキップしながら歩いてみて」といった程度の演技指導(?)のもと、なんとなーくやったことが、作品になってしまったんです。結局、このときの映像だけではまとまらなくて、島本さんと謎の女のシーンなどを撮り増して完成されたのですが……。せっかく映画初出演だったのに、駄目だったなぁ、私。アドリブがきかなくて。もっと、ちゃんと芝居がしたいです。おお、欲が出た! 次は、がんばりますので、山田さん、見捨てないでください。その際、できれば、最初に構想を示してください。そうしたら、バッチリ役作りして、いい演技しますよ。ロバート・デ・ニーロばりに。いや、ホントに。 というワケで、今週末は、同じく「LA CAMERA」で、アラーキー先生定期展の余興に出ます。ほんの2〜3曲ですが、覗いてみてください。ギャラリーなので、展示してあるアラーキー先生の作品をお求め頂けますし、ペーソス抜きでも、ご覧頂く価値がありますよ。 それでは、ガーナがんばれという気持ちを胸に、今週もチャレンジ精神で行きます! |
世 界 的 短 編 映 画 作 家 ・ 山 田 勇 男 監 督 ペ | ソ ス を 撮 る ! |
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