第88回 2006/04/24
41歳になりました。本厄でございます。昨年に引き続き、足立区にある西新井大師というお寺へ行って、フンパツして大護摩をしていただきました。お布施の額が多いと、お札が大きいだけでなく、貴賓室に通されてお茶とお菓子のサービスがあるんです。私だけでした、大護摩だったの。他に誰もいない大きな貴賓室で、静かにお茶を頂きました。咳をしてもひとり。うーん、淋しい。でも、厄は払った! 意気込み新たなスマイリー井原でございます。

 前回お伝えした通り、4/15(土)〜16(日)のハードスケジュールは、ホンマに体に堪えました。3時間睡眠で、早朝から新幹線に乗って、京都を経由して、福知山まで約4時間。車内で居眠りした岩田さんと私はまだ良かったものの、神経質な島本さんは、まんじりともできなかったそうで、本当に辛そうでした。聞けば、前夜のホテルでも、眠れなかったんだとか。「枕が変わると、眠れないんだよねぇ」というナイーブさ。数々の貧乏取材旅行をこなしてきたくせに、我が家以外の場所では安眠できないと言うんだから、困った人です。写真は、山陰本線特急の車内で、何とか寝ようと、携帯エアー枕をして目を閉じる島本さんです。結局、ちっとも眠れなかったようですが……。

 福知山まで迎えに来て頂いた車の中で、ずーっと黙っていた島本さんが、突然、迎えの方に一言、「ここら辺は、ツチノコがいるんですかねぇ」。急に、何言い出すねん、このおやぢ! 迎えの方は、「……うーん、どうだかねぇ」と口ごもる。そりゃ、そうですな。いたら、ニュースになってますよ。その後、小一時間、島本さんは一言も発せず、さりとて眠るわけでもなく、左右に展開する森を見つめておりました。幻の怪蛇に、思いをはせて。島本さんは、某週刊誌で、ツチノコを追う記事を連載していたことがあって、この辺にも取材に来たことがあるそうです。地元のお年寄りは、大抵、一度は見たことがあるんだとか。「この辺はツチノコの本場だから、きっと見たことがあると思ったんだよね」と後で言っていましたが……うーん、どうだかねぇ。

 帰りの電車で、島本さんは眠れたのか、どうか。岩田さんは、鯖寿司を食べて早々と眠り、私も寝てしまったので、わかりません。私が目覚めたとき、島本さんは品川で降りてしまった後でした。きっと、眠れなかったんでしょう。気の毒に。

 さて、今週も、ペーソス活動の予定はございません。次は、5/2(火)の新宿・紀伊國屋ホールでの「笑いの人間交差点」出演です。かの永六輔さん肝煎り公演で、5組出演のトリなので、責任重大です。その日のために、週末は良く休養しようと思います。

 それでは、今週も、睡眠バッチリで爽快に頑張りましょう!