第69回 2005/12/12
シックスナイン。魚へんに六十九でアイナメ。本当のココロ教えてよ、壊れかけのレイディオ。ホント、壊れかけッスよ。器量の小さい常識人、スマイリー井原でございます。 

 12/10(土)は、代官山という馴染みのない土地で、初めてのお客様が大勢いらっしゃる中、30分のステージを務めました。大相撲の錦島親方主催のライブです。素晴らしいミュージシャンの方々との共演で、楽しかったです。吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズさんが、ものすごくカッコ良かった! サイコー! ああ、この感動を、すぐにでもお伝えしたいけど、12月3大ライブレポートとして、稿をあらためて書くことにいたします。

 翌11日(日)は、麻布十番で、「變態の主張\」というイベントにゲスト出演させて頂きました。壮絶でした。主催者のDさんは、上半身裸で、ニシキヘビを肩にかけていらっしゃいました。ペーソス出番の直前のステージでは、背中の皮膚に沢山のフックを刺して宙づりにされた人のSMショーが繰り広げられていました。楽屋兼用のVIP席では、乳首を削いでオークションにかけている血まみれの男の人がいました。ビックリしました。私、オタクですが、ヘンタイではないので、世の中にそういう方々がいらっしゃるということは、知識としては知っていましたが、生で見たのは初めてで、あああ……40にして惑う。

『甘えたい』の「できれば女に生まれたい」という歌詞に、「その通り!」という声がかかりました。女装界のカリスマ「キャンディー・ミルキー」さんでした。各種メディアで有名な方です。CDをお買い求めくださいました。「おやぢはやっぱりスーツですよね。私、女装をやめて、これからはスーツにします!」とおっしゃってました。それって当たり前じゃん!……という常識の通用しない空間に、アルコールも入っていない状態で、ペーソス+スエイさんのパフォーマンスは、果たしてハマっていたのかどうか? ま、生還できただけで、良しとしましょうか。ホント、生きて帰れないかと思いましたよ。

 それなのに、我らがPヴァインレコードの辣腕ヘンタイプロモーターのK氏は、CDが売れたのに気をよくして、勇んで二次会へ参加していきました。六本木のハプニングバーだそうです。下半身裸で入店すると意気込んでいました。私たちは、サッサと引き上げましたが。私は、島本さんと下北沢の居酒屋で、出版界の低迷について語り合いました。こういう地味な性格だから、女性にモテないんでしょうか。

 さて、本稿がアップされる12日(月)は、初台の「TheDOORS」でのレコ発メインライブです。スゥイングしますよ! この結果も、号外へレポートいたしますので、ご覧ください。

 今週末は、下北沢「KOMPAL」での定期ライブですが、私は、表稼業があって欠席させて頂きます。ごめんなさい。ペーソス二人だけのライブです。頑張ってね!


 っつーワケで、そろそろ押し詰まってまいりましたが、寒さを吹き飛ばして、張り切って行きましょう!