第50回 2005/08/01
月になりました。暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか? エアコンをかけたまま寝ると体調が悪くなる、とわかっていながらかけっぱなしで寝てしまい、毎朝鼻水じゅるじゅるのスマイリー井原でございます。

 昨週末は、2日連続2ステージ公演、合計4ステージのライブをいたしました。

 まず、横浜・長者町の老舗ライブハウス「FRIDAY」2度目の出演です。前回(5/6)はコミックソングのデュオ「日東色素」さんとご一緒させて頂いたんですが、今回は、売り出し中のシンガー・ソングライター・松田亮治さんとの共演です。松田さんは、22歳、イケメン、甘い歌声、うっとりするようなバラードの歌い手です。こちらは、53歳、コブトリ、甘い音程、がっくりするような陰気な歌い手です。なんでこんな組み合わせだったんでしょうか? お決めになったのは「FRIDAY」のマスターなんですが、何か意図があったんでしょうかね?

 19:30にペーソス1回目のステージが開幕したときには、お客様は2人だけ。そのうち続々とご来店があって、いつの間にか満席に近くなりましたが、そのお客様は全員、松田さんのファンです。ペーソスは、1人も集客できませんでした。関西や北陸にはファンの方がいてくださるのに、横浜は遠いなぁ。でも、お客様の反応は、すこぶる良かったです。楽しんで頂けたようで、一安心。特別ゲストのスエイさんがサックスで登場すると、文字通り腹を抱えて大笑いする人が続出! サックスを吹いただけであれほどの笑いが取れるなんて、スエイさんはやっぱりスゴいなぁ。

 2回目のステージが終わって、松田さんの曲を聴きながらお酒を飲み始めた頃、たった2人の横浜在住ペーソスファン、鳥ガッちゃんとたなかさんが駆けつけてくれたんですが、時既に遅し。でも、来てくれて、ありがとう。結局、たかなさんの車で、東急東横線のみなとみらい駅まで送ってもらっちゃいました。スンマヘン!

 というワケで、松田亮治さんには、すっかりおんぶにだっこになってしました。ほとんど、老人介護ですね。松田さん、大変申し訳ございませんでした。そして、ありがとうございました。

 翌日は、東京・新宿の「ゴールデン街劇場」で、白夜書房の雑誌『笑芸人』主催ライブ「白夜ゴールデンナイト」第1回興行のメインアクトとして登場いたしました。高田文夫先生肝煎りの公演です。下手はうてねぇぜ!と思っていたら、いきなり岩田さんが集合時間に大遅刻。都営新宿線に急行があることを知らず、新宿三丁目を通り過ぎてしまったようです。そのため、十分なリハーサルができなかったのですが、ま、ギター一本、声一つのペーソス。リハなんか、必要無いよ……なんて強がったりして。
 今回は、2ステージとも、ラジオ番組形式でやってみました。1回目が『ペーソス歌謡道場 奥さん一曲いかがですか?』という歌謡バラエティー、2回目が『ラジオ教養講座 音楽に見る社会問題』というマジメな番組という設定で、それぞれ、途中に高田先生登場のトークコーナーあって、スエイさんのサックス演奏もあるという豪華な(?)内容です。

演奏曲
1stステージ
@独り
A煩悩
B血サラサラ ※スエイさんサックス演奏
C甘えたい  ※
D涙腺歌   ※
−−高田先生、スエイさんを交えてトーク−−
E風に揺れている
F恋人生
Gわたしズルいんです
H男嫌い
I霧雨の北沢緑道 ※

2ndステージ
@新宿
Aああ連帯保証人
B豆大福
CSEXと嘘と写真
D女へん
Eオヤジいらんかえ〜
−−高田先生、スエイさんを交えてトーク−−
F甘えたい  ※スエイさんサックス演奏
G血サラサラ ※
H涙腺歌   ※
I霧雨の北沢緑道 ※
アンコール
J独り

 トークコーナーでは、高田先生に、すっかりおんぶにだっこになってしました。誰にでもすぐおぶさってしまうのは、悪い癖ですね。高田先生、大変申し訳ございませんでした。そして、ありがとうございました。もっとフリートークを勉強して、座持ちできるよう頑張りますので、これからもご指導をよろしくお願い申し上げます。

 さて、今週は、いよいよハリウッドへ進出いたしますよ。ハリウッドと言っても、アメリカ西海岸ではなく、足立区北千住ですが。キャバレー出演を熱望していたペーソスの二人は、必要以上に張り切っております。張り切りすぎて、夏風邪なんぞひかないように!
 
 それでは、今週もたっぷり汗かいていきましょう!
ペ|ソスはおんぶおばけ