第41回 2005/05/30
週の東京は、ものすごい夕立が2日連続であるなど、気候が不安定でした。島本さんは、また風邪をひいてしまったそうです。皆様は、いかがお過ごしだったでしょうか。私は、夕立の月曜日、驟雨を眺めながら優雅にバリ料理など食べておりました。南の島のスコール気取り、雨にも負けないスマイリー井原でございます。

 5/25(水)は記念すべき祝日、我らがアラーキー先生のお誕生日でした。バースデーパーティー第1弾は、渋谷の東急文化村のカフェ「ドゥ・マゴ」で開催された「第8回文学カフェ LIFE IS PHOTO,LOVE IS DIARY ARAKI★65」です。スライドを使った写真ライブ「アラキネマ」あり、詩人の伊藤比呂美さんとのトークあり、歌あり踊りありのイベントで、ペーソスも4曲ほど歌わせて頂きました。大きなケーキのロウソクを吹き消したアラーキー先生はご満悦。アカペラで得意の歌を歌ってゴキゲンでした。

 終了後、会場を六本木のバー「ホワイト」移して、パーティー第2弾です。「ホワイト」は、かつて四谷にあり、若き日の山下洋輔さんやタモリさん、松田優作さんなど、そうそうたる方々が通い詰めたという伝説のお店で、今も著名人のお客様が多いそうです。私たちがちょっと遅れて着くと、もう店内はいっぱいで、座るところがありません。アラーキー先生が、「美女はオレの周りへ、男どもはそこらへ適当に」とおっしゃるので、島本さんと山田勇男監督と一緒に、店の隅のピアノ脇に陣取って、とりあえず立ち飲みしていました。

 ふとカウンター席を見ると、お店の象徴「ミーコママ」こと宮崎美枝子さんをスエイさんが独り占めして、楽しそうにお話しています。松田優作さんのあこがれだったという人ですよ! いいなぁ、スエイさん。私もミーコママと親しくお話してみたいなぁ。

 そう思いなが水割りを呑んでいると、そろそろ余興をやれという雰囲気になってきました。歌うは、この日のために用意した新曲『アラキジョンイル』です。新曲と言っても、半分ぐらいは『銭形平次』の替え歌みたいなもので、「誰が呼んだか、誰が呼んだか、天才アラーキー、花のお江戸を切り取りまくる、今日も決め手の、今日も決め手の、アラキッス!」というサビに続き、「マンセー、マンセー、マンセー、アラキジョンイル」というシャウト連発。ちょっとふざけた感じの曲なので、怒られないかと心配していましたが、アラーキー先生は「マンセー」のところで立ち上がり、バンザイをしてノリノリでした。よかった、喜んで頂けて。

 そんなこんなで、後はカラオケ大会になり、先生も終始ゴキゲンで、深夜3時近くまで盛り上がり続けました。65歳にしてこのパワー。やっぱりスゴいなぁ、アラーキー先生は。

 週末28日(土)には、昨年11月に初台「DOORS」のライブでご一緒した「83歳のラッパー」こと坂上弘さんのアルバム収録曲2曲をペーソスの演奏で録音をいたしました。とても面白かったので、このことは改めて特別レポートしようと思います。近く、皆様方から向かいまして左手にアップいたしますので、ご覧ください。

 さて、今週末は、2ヶ月ぶりの新橋「くし屋」さんでのライブがある…はずですが、今これを書いている段階では、「LIVE info」のコーナーに情報が出ておりません。あるのかな? たぶんあると思いますので、皆様、お手数ですがこまめにサイトを覗いて頂いて、情報をご確認ください。

 今週水曜日から、6月に入りますね。梅雨がやってきますが、気持ちよく、爽やかに過ごしましょう!

アラ|キ|先生生誕
65
年記念祭