第37回 | 2005/05/02 |
西新井大師へ、前厄の厄よけに行って参りました。牡丹が盛りで、大変美しかったです。お護摩の儀式も、大変興味深いものでした。袈裟をつけたお坊さんが7人、お鈴を叩く人を先頭にお経を唱えながら祭壇上手より現れて、中央の、一人だけ赤い着物(他の人たちは緑)を着たお坊さんが祭壇に上がって護摩を焚き始めると、全員でお経を合唱し、上手側のお坊さんが太鼓をドンドコ叩いて……。ちょっとしたショウのようでした。これで厄払いも完璧! 飛躍いたしますよ!! 不惑の専属司会、スマイリー井原でございます。 4/26(火)、下北沢「シネマ・アートン」で9日間に渡って行われていた映画と音楽のコラボレーションイベント「楽音キネマ」に出演いたしました。山田勇男監督作品『秋のユーモレスク』上映の後、ペーソスの出番です。開演前、曲決めをしていると、スペシャルゲストの末井昭さんが、「高田渡さんの曲、1曲やればいいじゃない」とアドバイスしてくださったので、『生活の柄』をオープニング曲にすることにしました。島本さんが、歌詞が思い出せないというので、私が覚えている限りを書き付けて渡し、そのままやりましたが、後で調べたら、少し間違っていました。ダメだなぁ。でも、歌の方は、すごくよかったです。ペーソスは、何を演奏しても、ペーソスの曲になるんですよ。前に、「幻の名盤解放同盟」の新譜にオマケで収録したオモシロ歌謡曲『ニャオニャオ甘えて』『おじさまいや?』のレコーディングの時にも感じたんですが、自分たちの世界にしてしまうんですよね。これは、自信を持って良いことだと思います。末井さんも、Web日記『絶対毎日スエイ日記』(http://www.sundial.co.jp/cgi-bin/byakuya/suei/read.cgi)に、「プロとアマチュアの境界線をあいまいにしているペーソスだけど、いまはっきりプロだと言える」と書いてくださいました。そのスエイさんが、ライブ終盤2曲にサックスで登場。この日、風邪で調子が悪かったようですが、大熱演でしたよ! ありがとうございました。 ライブ終了後、本イベントの企画者である、下北沢の老舗ジャズバー「レディ・ジェーン」のご主人・大木さんと「KOMPAL」でお話させていただきました。「レディ・ジェーン」は、ペーソスにとってアラーキー先生御用達の店として馴染みなのですが、故・松田優作さんがもっとも愛した店としても有名です。大木さんは、1975年に下北沢へお店をお出しになったということですから、満30年ですね。かつて下北沢は、今のような音楽と演劇の街ではなくて、ピンクサロンがたくさんある風俗街だったとのこと。「はずれにあるウチの店まで、キャッチに追われた人が逃げ込んできたことも良くありましたよ」とおっしゃっていました。ペーソスは、「下北沢が本拠地」と称していますが、そういう歴史をちっとも知りませんでした。大変勉強になりました。ぜひまた、お話を聞かせて頂きたいです。 さて、今週は、いよいよ「春一番コンサート」ですよ! 大阪で、2泊3日の間に、「ハルイチ」含めて4ステージをこなして参ります。いつものように、詳細レポートを追ってお届けいたしますので、ぜひご覧ください。 それでは、今年の「ハルイチ」も、どっかーんといわしたるでぇ! |
厄払い完了して飛躍を期す ! まずはハルイチ |
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