ブルースとは、アメリカはミシシッピデルタやシカゴあたりに住む貧困層の人たちが、女房に逃げられたとか、酔ってドブに落ちたとか、そういう生活雑感を歌ったものなのだそうです。
ペーソスとは、東京は下北沢あたりにたむろする貧困層のおやぢたちが、体がガタガタだとか、お金に縁がないとか、そういう生活雑感を歌っております。
同じだ！ ペーソスは、リアルにブルースだったのでありまする。
どうりで、ブルース系ミュージシャンの方々に、かわいがって頂けるワケだ！
第285回
2010/5/24
YouTubeペーソスチャンネル
というワケで、日本を代表するブルースシンガー近藤房之助さんに誘って頂いて、名門ライブハウス「BLUES ALLEY JAPAN」に出演させていただきました！
５／22（土）、近藤さんの３days興行中日、しかも、同店出演100回記念のステージでございます。
エエのんか、ペーソスがゲストで？
演奏曲
１）疲れる数え歌
２）女の一夜干し
３）無職の女
４）ヘーケイ物語
５）涙腺歌 ※
６）マグロは泳ぎ続けてる馬は立って眠ってる ※※
７）女へん ※※
アンコール
８）霧雨の北沢緑道 ※※
※スエイさん参加
※※スエイさんどころか、近藤房之助さん＆増岡”ダッチ”正さん（パーカッション）参加！
まずは近藤さんのバンド「The Deepest Pockets」登場、休憩あってペーソスの出番です。
ゲストだから、出番15分くらいかなと思っていたら、近藤さんが、「たっぷりやってよ！ 楽しもうよ」とおっしゃって、主役と変わらないくらいの出演時間を果たしてしまいました。ホンマ、エエのんか？
当初、２曲を近藤さんと共演する予定だったのですが、パーカッションのダッチさんもノリノリで参加してくださり、アンコールまでおつきあいいただきました。一流ミュージシャンって、凄いです。「キイ（曲の調）は○○」だけで、リハーサルもせず、カッコイイ演奏をしてくださるんですから！
岩田さんは、「こんな風にやりたかったんだよ、嬉しいな」と大喜びしておりました。
島本さんも、「気持ちよく歌えた」と、ドヤ顔をしておりました。
スエイさんは、「音楽ってイイねぇ」と満足そうでした。良い記念になったなぁ……
いやいや、記念すべきは近藤さんの100回出演で、ペーソスの満足じゃなかろ？ でも、近藤房之助ノリノリやん！ 良かった、らしいです。喜んで頂けて、良かったっす！
ペーソスの後、再び近藤さんの「The Deepest Pockets」が登場し、カッコ良いんだぁ、房様〜！ アンコールで呼び込まれて、ペーソスも交えて、「コーヒールンバ」共演です。岩田さんはお役に立てますが、残り３人、邪魔しかしないっすけど、エエのんか？ 島本さんは妖しいノリで踊り、スエイさんはさりげなくサックスをブフォブフォ、私は、写真を撮ったりマラカスを振ったり。房之助さんが喜んでくださったから、良かったす。終演後、楽しくお酒を呑んで、これまた楽しかったす。エエのんか、こんなに楽しくて？ 近藤房之助さんとThe Deepest Pocketsの皆さん、ありがとうございました！ またの共演を楽しみにしております！
さて、今週は、一大イベント、アラーキー先生生誕70年祭でございます。
今年も５／25（火）に、都内の超一流ホテルで開催されます。
昨年に引き続き、今年も私が総合司会に指名され……というかねじ込んでやらせて頂けることになりますた。あ、かんでしまいますた。緊張のせいです。やったるでぇ！
そろそろ梅雨でしょうか。ジメジメし始めましたが、心はカラっと、さっぱりいきましょう！
