暖かい日と寒い日が、ころころ入れ替わる昨今の天候でございます。どちらかにしてもらわんと、体に悪いじゃございませんか。私としては、暖冬希望なんですが、シロクマほかの迷惑を考えて、厳冬でも結構です。どっちかにして頂きたい! 寒いとわかっていれば、覚悟がございますから。厚いコートなんぞ出して、着ていけば宜しゅうございます。そういうつもりで出かけた、全国ツアー最後の地、北の漁場はよぉ〜北海道札幌市でございます。今回も、日記形式でレポート致します。
暖かい日と寒い日が、ころころ入れ替わる昨今の天候でございます。どちらかにしてもらわんと、体に悪いじゃございませんか。私としては、暖冬希望なんですが、シロクマほかの迷惑を考えて、厳冬でも結構です。どっちかにして頂きたい! 寒いとわかっていれば、覚悟がございますから。厚いコートなんぞ出して、着ていけば宜しゅうございます。そういうつもりで出かけた、全国ツアー最後の地、北の漁場はよぉ〜北海道札幌市でございます。今回も、日記形式でレポート致します。
べて、夜の居酒屋味廻り……ではなく、プロモーション廻りに備えます。
すすきのの夜。まず向かったのは「キリンビール園」でございます。ここで本場のジンギスカンを賞味……ではなくて、明日のライブ告知のためにミニライブでございます。元はグランドキャバレーだったというお店は、コンサート会場のように広く、立派なステージがあってビックリ! 3曲ほどご披露致しましたが、大半のお客様はラム肉の方にご関心がおありのようで、豚野郎肉は不完全燃焼で生焼けでございました。「次で挽回です! 地元の方が集まるお店で、ガツンとキメましょう」(by guts)。
12/20(土)
朝10:15というハンパな時間に羽田空港へ集合して、航空機で飛びますと1時間と20分ぐらいで新千歳空港へ着くんだから早いものです。札幌駅まで特急に乗って一時間弱、2時間半ぐらいのうちに厳寒の大地へ降り立った、と思ったら、意外と寒くないんでございます。冬の札幌は雪に覆われているものと思っておりましたが、北の大都会は東京よりやや空気が冷たい程度で、いささか拍子抜けいたしました。ペーソスの二人は、ただでさえ寒がりなので、着ぶくれしてモコモコ、私も、フードの深い、植村直巳さんが着ていらしたようなコートを装備して行きましたが、これなら普段の格好でよかったかな〜。旅慣れたツアーマネージャーのgutsさんと、社長のKCさんは、スマートなスタイルでございます。ともかく、お昼はまず札幌ラーメンでしょう! 狸小路の名店で味噌ラーメンを食べて、夜の居酒屋味廻り……ではなく、プロモーション廻りに備えます。
さらに3軒目。「ろばた大助」本店で、カウンター席のお若いカップルにはウケましたが、奥の広間の団体さんは、忘年会なのか、盛り上がっていらっしゃって、う〜ん、果たしてプロモーションになったのであろうか? 「バッチリっす。お疲れ様でした!」(by guts)。ホントかぁ。
明日のライブを仕切ってくださる地元イベント会社WESSの社長さんも来てくださり、美味しい海の幸をご馳走になりました。ホッケの開きの大きいこと! 脂ものって、ウマ〜!
その後、散会して、岩田さんと私は宿へ帰りましたが、他の人々はそれぞれに、夜のすすきのへと消えていったのでした。----------------------------------------------------------
思った通り、緊張から緩和へ、宏樹さんからペーソスへの流れは、なかなか面白いものになりました。転換した途端に気が抜ける、それがメインアクトなのですからヘンな話ですが、ペーソスですから、開き直らせて頂きますが、何か問題でも!?
ペーソス第一部の次は、再び緊迫のステージ、藤野羽衣子さんです。1stアルバム『ジプシーローズ登場!』のカラオケをバックに、和服で歌い踊り、帯を解いて襦袢を取るとキャミソール姿、ステージ上で艶めかしくワンピースに着替えて、金井克子さん『他人の関係』カバーバージョンへ。一時たりともお客様の気を逸らせない、完璧なステージです。このままずっと、羽衣子さんのステージを見ていたいなぁ、というワケには、まいりませぬぞ。
第216回
2008/12/23
気合いを入れ直して向かったのは、島本さんが以前からご亭主さんと懇意にさせて頂いている「古今亭」という居酒屋さんでございます。地元のご常連で満席のところ、3曲ご披露して、こちらは拍手喝采でございました。薄々感づいておりましたが、ペーソスって、所謂「密室芸」なのではなかろうか?
12/21(日)
生憎の空模様で、粉雪ぃ〜♪が、ちらほら舞い散る中、午後に会場となる「BESSIE HALL」へ入りまして、いつも通りの軽〜いリハーサルをしておりますと、ゲストに出てくださる藤野羽衣子さんが早々とご登場でございます。羽衣子さんは、ペーソス1stアルバム『甘えたい』のジャケットに写っている和服の美人、と申し上げれば被害者の皆様にはおわかり頂けると思いますが、札幌でご活躍の女優さんです。最近は、ジプシーローズというバンド(http://members.jcom.home.ne.jp/bunkaisya/gypsy.html)を率いて、歌にも取り組んでいらっしゃるということで、今回はお一人のパフォーマンスですが、ゲストに出て頂くことになりました。羽衣子さんとお会いするのは久しぶり、ますます美人度が上がって、あぁ、いい女だなぁ〜(by一同)。羽衣子さんが、入念なリハーサルを2度も通しでおやりになっている間、ペーソスは近所のホテルのカフェでお茶をしていた、という事実を、敢えてここにご報告致します。ステージに対する意識が、まるで違います。羽衣子さんはプロ、ペーソスはゴロでエロ。あーぁ。
開場直前、この人どこかで見たなぁ、という男性が現れて、舞台で段取りを確認し始めたところで、はたと気づきました。昨日のお昼、ラーメンを食べているときに偶然かかっていたTV番組で、ヌンチャクでバッティングセンターの玉を打つ、という企画をやっていた人だ! 何で、その人がここに? 「昨晩、あの後行った店で偶然知り合って、前座として出て頂くことにしたんです」(by guts)。札幌でヌンチャクアーティストとしてご活躍の宏樹さんでございます(http://www17.plala.or.jp/nfa/sub1.html)。激しいヌンチャクさばきで、緊張感漂う迫力のステージです。特に圧巻なのは、本物の鎌をヌンチャクに仕立てたものを、気合いを込めて高速で扱う技。すっ、凄い! ペーソスのゆる〜いステージとのギャップが、ひょっとして、面白いかも!?
YouTubeペーソスチャンネル
↑羽衣子さんが『涙腺歌』で、疲れたおやぢを癒してくださる踊りを、、、
←三軒目に向かう、夜の粉雪舞い散るすすきのの島本さん。
演奏曲
<第一部>
1)おやぢいらんかえ〜
2)モツ焼小唄
3)女の一夜干し
4)ワーキング・プア
5)空飛ぶ領収書
6)モトスリ横町
<第二部>
1)ソウル・ブラジャー〜甘えたい
2)独り
3)わたしズルいんです
4)疲れる数え歌
5)ヘーケイ物語
6)女へん
7)女々しい男の子守唄
8)涙腺歌 ※藤野羽衣子さんの踊り
9)霧雨の北沢緑道 ※藤野羽衣子さんコーラス
アンコール
10)血サラサラ
さて、これより先、年内は活動スケジュールがございませんで、自宅でミカンを食べながら、「紅白歌合戦」を鑑賞する運びでございます。来年こそ、出場するぞ!
それでは、年の瀬でございます、2008年を悔いの無いよう、晴れやかに暖かく、過ごしましょう!
興奮から失笑へ、ころころ入れ替わるライブでしたが、天候と違って、ステージ構成というものは、こうした激変が必要なのではないか、と思います。演者側の勝手な意見でございますが、異論反論その他もろもろ、BBSへ、ぜひ、ペーソスへのお言葉をお寄せください。皆様のお言葉を真摯に受け止めまして、来年のNHK「紅白歌合戦」を目指して頑張ってまります!
ライブ終了後、打ち上げで一軒。散会して、ペーソス+島本さんのお友達と私とでもう一軒。休業日だったのに無理矢理開けて頂きまして、お店のマスターはライブに来てくださった後、他所で呑んでいらしたのにお邪魔致しまして、岩田さんは途中で睡魔に堪えられず宿へ帰りましたが、島本さんとお友達と私は、更に一軒、ライブへ来てくださった方のお店へ伺ったら開いていなくて、近所の居酒屋へ入り、深酒でございます。
雪は降る〜♪白銀の中を、1kmくらい、宿まで歩いて帰りました。子供みたいに、わざわざ足跡の付いていない新雪を選んで踏みながら歩いて、注意しなければいけないのは横断歩道です。車道は、重たい車が雪を平にならして固めるので、浅田真央さん3回転半の氷上さながらでございます。案の定、途中で島本さんが転んで1回転失敗、おしりから着地しておりました。ペーソスは、全国ツアーを完遂できたことに喜びながら、終わってしまったことが淋しいと言って、べらぼうに酔っぱらって眠るしか、なかったのでございます。
12/22(月)
前夜の深酒で朦朧としながら、10時チェックアウトで宿を出て、東京へ戻らねばなりません。晴れていましたが、雪が残って、これぞ札幌、北海道の景色でございます。東京へ着くと一転雨空で、羽田から有楽町のニッポン放送へ直行して、16:00に「高嶋ひでたけの特ダネラジオ」へ生出演でございます。おぉ、ちょいと売れっ子芸能人みたいなスケジュール! 高嶋ひでたけさんの番組は、2ndアルバムが出た時に出演させて頂いたことがありまして、3年ぶりでございます。ライブ演奏で『疲れる数え歌』をご披露して、帰りに有楽町の駅で朝日新聞の夕刊を買うと、そこにペーソスの記事が載っている、というトントン拍子な展開! これは、本当に「ブレイク5秒前」(朝日新聞記事タイトルです)なのではなかろうか!? デビュー5年で5秒前、来年は6秒前、って、後戻りしとるやないか! そうならないよう、来年は、4、3、2、1と邁進して、ブレイクするよう、頑張っていこうと思います。