2005/03/26〜27
名古屋・京都・大阪 三都市ライブツアー その1
3/26(土)名古屋

 前夜の深酒を押して、朝も早から新幹線に乗り、やってきました、名古屋だがね。ラジオ番組『新栄音楽之穴』スペシャル・ライブとして、4グループ共演の公開収録が中部日本放送で行われるのです。

 新栄にある本社ビルに着くと、観覧募集で当選されたお客様の席が用意された大きなスタジオに案内されて、まずは簡単にリハーサルをしました。立ち位置を決めて、音あわせをして、「それでは本番ヨロシク」と言われたのが、12:00くらい。まだ、出番まで2時間半くらいあります。

 新館ビルのラウンジが控え室になっていて、案内されていくと、既に共演の「ミスゴブリン」さんがお入りになっていました。歌謡名曲のカバーを得意にする、女性1人、男性2人のグループです。先方から丁寧なご挨拶をいただき、恐縮してしまいました。マネージャーさんと、レコード会社のプロモーターさんもいらっしゃいます。我々は、出演者3人のみです。まるっきりの丸腰です。さっきまで我々の脇にいたはずのPヴァインレコード辣腕プロモーターK氏は、いつの間にか消えていました。放し飼いタレントですよ、言わば。

 その後、弁当をつかっている間に、『人生に乾杯を!』がヒットしている「コーヒーカラー」のお二人が登場し、やがて、待ってました!我らが姐御・大西ユカリさんと「新世界」の皆さんがおいでになりました。

「新世界」は、管楽器のお二人が欠席でしたが、ベースの森センセ、ドラムスの夢さん、ギターの三好さん、オルガンのマンボさんがお揃いです。阿部社長を先頭に、マネージャーさんなどのスタッフも4〜5人付き添っていて、さすが姐さん、と思ったら、その輪の中に辣腕K氏がちゃっかり入り込み、楽しそうに弁当を広げています。アンタ、ペーソスの担当じゃなかったのか!

「何を言うてますの。ペーソス専属のワケ、ないですやん。アンタ方は、つ・い・で。メイン担当は、ユカリ姐さんに決まってます!」と、K氏の、こちらに向けた後頭部の、襟の上のたるんだお肉が言い放っておりました。ま、当たり前ですね。ペーソスは、Pヴァインレコードをちっとも儲からせていないですし。しかし、野放しだなぁ。「ちくしょう、売れてぇなぁ!」by島本慶。

 14:00から公開収録が始まり、「ミスゴブリン」さんに続いて、ペーソスの出番です。ユカリ姐さんに「お先に勉強させて頂きます」と元気よくご挨拶して、スタジオへ。控えの部屋で、番組パーソナリティーの小堀勝啓アナウンサーに、「ボクと声が似ていますよね。CD聞いていて『あれ、ボクこんな録音したかな』と思いました」と話しかけられました。滅相もない! こんな素人芸、大ベテランの喋りと聞き間違えるなんて、ありえませんよ。でも、ちょっと良い気分になりました。よーし、がんばるぞ!

 いつも通りの「ペーソスアワー」のコールで、ステージ開始です。暗い客席を眺めると、最前列にローティーンとおぼしき女の子が2人。困ったなぁ、教育上良くない歌ばっかりなんだけどなぁ。でも、とても楽しそうに聞いてくれています。いいのかな?

[今回の演奏曲]
@甘えたい
A独り
B女へん
C涙腺歌
D霧雨の北沢緑道

 出番の後は、客席からユカリ姐さんのステージを拝見しました。やっぱり上手いなぁ。選曲も、ノリノリから聞かせるものまで幅広いし、隙のないステージングです。あこがれるなぁ。

 終了後、姐さんや「新世界」の皆さんにご挨拶して帰ろうとすると、Kプロモーターがやってきて「この後、ユカリさんが近鉄パッセのタワレコでインストアなんで、ここで失礼します」と、またしてもペーソス野放し宣言。いいもーん。オレたち勝手に、次の会場へ行くもーん。「ちくしょう、売れてやる!」by岩田次男。
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2005/04/04
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