©2005pathos-records
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第564回「12日間のオフ」2015 11.16発行
結局、1週間で「スクール☆ウォーズ」全26話を観尽しました。現在、ロス状態だす。このくらい感動が連続するドラマを観たい。最近は、安定感のあるシリーズものやNHK以外、ドラマは1クール10回前後が当たり前なので、大河感が無いんですよねぇ。1話ごと、丁寧に作り込んで、じっくりやって頂きたい。大作ドラマ希望!
先週は、ペーソス活動がありませんでしたので、私は、酒も呑まず、ドラマ視聴と読書とに専念しておりました。今年、正月から漱石先生の作品を読み返してきて、あと少し。主要長編は発表順に読んで、今は中・短編に取り組んでおります。先週は「二百十日」を読み終えて「野分」に進んだところ。
漱石作品で、特に興味深いのは「三四郎」っすね。焦点人物の三四郎が、田舎出の、世間知らずな若者なので、自分の周りで起きている出来事の成り行きがわからない。ちゃんと書いてあるんですけど、主人公が理解していないので、ぼんやり読んでいると三四郎と一緒に「迷羊」になってしまうのです。裏を読まないと、なんで美禰子さんが野々宮さんではない人(そもそも野々宮さんが自分の妹を嫁がせようとした男)と結婚したのか、わからない。ご興味あれば、お聞きください。それがなぜか、解説いたしますので。
ということで、有意義なオフを過ごして英気を養い、本稿アップ日11/16(月)西荻窪「小料理HANA」単独ライブに挑みます。新曲を発表いたしますので、ご期待ください!
週末11/21(土)と、週開けて11/23(月・祝)と、浅草「東洋館」ボーイズバラエティ協会の寄席に出演いたします。こちらも、ぜひお出かけください。バラエティに富んだプログラムですので、必ずお楽しみ頂けると思います。宜しくお願いします。
さて、今週は「野分」を片付けて、「硝子戸の中」を読みます。実は、再刊されていた「サミュエル・ベケット短編小説集」を読んで混乱していたので、すんなり入って来るものを欲しておるのです。漱石先生は、偉大ですよ。わかりやすく読むことも、難しく捉えることも出来るのです。ベケット先生も尊敬しておりますが、今は漱石マイ・ラブ!
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