©2005pathos-records
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第458回「煌めくキャッツ・アイと末井さんの『自殺』」2013 10.28発行
やっと台風が去りました。10/25(金)の夜に練習する予定だったのですが、暴風になるという予報だったので、中止にいたしました。
台風は予想よりも東に進んだので、都内はさほど風雨激なりませんで幸い。十月下旬になって台風の心配をすることになろうとは。異常気象ですなぁ。
11/26(土)、前夜キャンセルしたリハーサルを昼間にみっちり行って、夜は新宿の文壇バー「猫目」初登場単独ライブでした。
お客様の前に出るのは、3週間ぶり。メンバー全員、ライブしたくてタマラン状態になっておりましたので、たっぷりやらせて頂きました。カウンター+ボックスで二十席くらいの店内ですが、満席で、立ち見して頂いたお客様もいらしたほど。私どもは全員、カウンターの中に立って演奏いたしました。私だけカウンター内ってことは、これまでにもしばしばありましたが、全員というのは初体験。テーブルを挟んでお客様と対峙する状況に、ナゼか末井さんが照れてしまい、「目の前のお嬢さんと目が合わせられなくて、悪いけどそっぽ向いちゃいましたよ」と言っておりました。
11/1(金)発売の、末井さんの新著『自殺』を先行販売したので、意図していたワケじゃないのですが、その発売記念ライブの様相を呈しました。末井さんは、初めからそのつもりだったのかなぁ。このライブ企画自体、末井さんが持ち込んできたものだったから、そういうつもりだったのかも知れません。それなら、言っておいてくれれば良いのに。もっと末井さんフィーチャーで全体像を組めば良かったかな、と後から思いました。お客様の多くは、末井さん目当ての方々だったし。察して上げなかった私が悪かったと、ちょっと反省いたしました。
改めまして、末井さんの新著『自殺』のことをお知らせしておきます。
朝日出版社から、本体1,600円+税で11/1(金)に発売されます。表題は深刻ですが、何しろ著者が末井さんなので、読んでいて陰々滅々とした気持ちになるということは、ありません。かと言って、軽薄に書かれているわけでもなく、実に末井さんらしい、悲哀と可笑しみのない交ぜになった、ペーソス溢れる本です。鉄のゲージツ家「クマさん」こと篠原勝之さんが「猫目」ライブへ来て下さったのですが、事前に送られた贈呈本を既に読んでいらして、「スエイよぉ、これは名著だぜ!」と絶賛されていました。「これは良い本だ。難しい漢字にルビが振ってあるから、バカのオレにも読めた」……評価のポイントは、そこ? ま、とにかくご一読下さいますよう、お願い申し上げます!
さて、今週は、本稿アップ日の10/28(月)に西荻窪「小料理HANA」単独ライブがございます。
遅くなりましたが、今月の新曲を発表いたします。ソウルフルでアホウな曲が、完成しました。ぜひ、お出かけ下さい!
週末11/1(金)は、下北沢「ラ・カメラ」で恒例のアラーキー先生定期展です。大先生から、新曲の高評を頂きます。入場無料ですから、その様子を目撃しにいらして下さい!
台風が過ぎ去ったら、一気に冬めいて来ました。充電期間も終わり、寒さに負けず、熱く行きまっせ!
-デビュー10周年記念企画-
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