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第454回「北陸ツアー実施中」2013 09.30発行


ただいま9月29日(日)17:00、金沢におります。
デビュー10周年ツアー「まだまだ」北陸編の真っ最中です。心の故郷を満喫しております。
  9/27(金)昼過ぎに東京を発って、金沢に参りました。
初日のライブは、金沢の繁華街・片町にある「HIDE-AWAY」さんです。空港からお店へ直行し、セッティングとリハーサルを済ませました。お店は、普段はダーツバーですが、ツアーのプロデューサーであるジェラスガイ中井さんが機材を用意してくださって、あっという間にライブ会場に変身! 中二階もあり、ライブにふさわしい空間です。ペーソスには、ちょっとおしゃれすぎるかな。 リハーサルを始めようとしたら、末井さんのサックスにトラブル発生! 
音が3つくらいしか出ないのです。空輸中に、あたったりしたのだろうか? なにしろデリケートな楽器なので、ちょっとぶつかっただけでも、壊れてしまうのです。うろたえる末井さん。「こうなったら、新しいのを買いますよ。どこかに売っていませんか?」と先走る間に、中井さんが何軒か電話をして、直してくれそうな人を見つけてくれました。「とにかく、直らなかったら新しいのを買いますから」と言い残して、末井さんは中井さんの車に乗って行きました。大ピンチ!
その後、ホテルへ入って待機していると、隣の部屋からサックスの音が聞こえてきました。ちゃんと鳴っている! こんなに早く修理できるなんて、奇跡的です。末井さんいわく「直してくれた人は、一目見ただけで『あ、ここが曲がっていますね』って見抜いたんですよ。名工だね。学生相手の管楽器専門店で、もう少し遅かったら、どこかの学校へ出かけてたところだったの。奇跡の連続でしたよ!」と喜んで、夕食をおごってくれました。「ボクは今日、十数万円儲かったから」え?どこで? 「買うつもりだったのに直ったから、儲かったんですよ」とのこと。ま、おごってくれるって言うんだから、良いか。尚人君が、「本当は、修理代分、損してますよね」と小声で言っておりました。 トラブルが収まり、何とか初日のライブを完遂することができました。ご店主は、これまでに何度もペーソスをご覧になっていて、今回、ぜひやってほしいと言って下さったのです。ありがたや。末井さんが、「ここのご主人は、ヒデさんって名前なんだろうね」と言うのです。何のこっちゃ? 「だって、お店の名前が『ヒデ アワイ』でしょ。粟井秀雄さんかな、秀樹さんかな」これ、ネタじゃありませんよ。本気のボケです。ツッコむ言葉がありませんでした。

  9/28(土)は、初めての富山でした。ロック好きが集まるお店「Wild Side」さんです。
カウンター+テーブル2卓ですが、小さいながらステージがあります。島本さんと尚人君がステージに乗り、末井さんと私は、その下に構えました。お酒の入ったママさんが、ノリノリで大声援してくださり、熱演となりました。ウケるとノる、実にわかりやすい正直者集団でございます。 地元のブルースマン、W.C.カラスさんと共演させていただきました。デルタ調を日本語で歌う、カッコいいシンガーです。林業が本職だそうですが、パフォーマンスは一流! また、良い出会いをしました。今後ともよろしくお願いしたいと思います。

  さて、そんなことで二日間を過ごしました。これから、金沢・片町の「ジェラスガイ」へ向かいます。明日は、白山市の「溜まりBar夕焼け」さんです。この二軒については、次回、ご報告いたします。
  10/1(火)は、帰京後、その足で下北沢「ラ・カメラ」へ直行します。
毎月恒例、アラーキー先生定期展の余興で、9月の新曲『心残り』を披露する予定です。入場無料です。ぜひ、お運びください!
  今日も金沢は快晴です。本番は夜なので、昼間は自由時間なのですが、島本さんは原稿カキカキ、末井さんは11月末発売の自著の校正、尚人くんは10月の日本聾者劇団公演用音楽の制作、部屋にこもっております。私一人、観光モード。今日は、鈴木大拙館へ行きました。
明日は、久しぶりに室生犀星記念館へ行こうかな。楽しみだ~!

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