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第448回「肋骨」2013 08.19発行


お暑うございます。熱帯夜が当たり前、ということは、気候区分上、熱帯に属しているってことですか？　
日本は、亜寒帯＋温帯＋亜熱帯のはずなのに。ケッペン先生の気候区分は、今や、書き換える必要があるのではなかろうか。専門家の御意見を伺いたい。熱帯と認定されたからといって、どうなるわけでもありませんが。ただ、概念として、把握しておきたいのです。オタク気質の私は、あらゆること、概念的な把握から始めたいのです。教えて、エライ人！

先週は、ライブがございませんでした。お盆だし、休んじゃお、ということはなく、リハーサルをいたしました。新曲作りをして、またもや怪作を仕上げつつあります。ご期待下さい。
８／21（水）の、ぶっちゃあさんのバンド「ちゃぶたま」との初共演に向けて、『焼酎のお湯割りをもう一杯』のブラッシュアップもいたしました。
共通レパートリーである『焼酎』を、合同演奏する予定です。ちゃぶたまさんのバージョンは、キーが高く、アレンジも違っていて、歌詞にも異同あるのですが、力量上、ちゃぶたまさんに譲歩して頂いて、ペーソスのバージョンでご一緒させて頂くことにいたしました。楽しみだ！　共演者の方に演奏参加して頂いたことはありますが、共通レパートリーとしてやるのは初めてです。歴史的な演奏になるはず。ご期待下さい！

リハのとき、島本さんが胸を押さえながら、度々「痛てて！」と言うので、どうしたのかと聞いたら、「あばら骨が二本折れた」と言うのです。「うつぶせに寝てて、折れた」と。そんなワケない！　肋骨にヒビが入ったことのある尚人曰く、「本当に折れてたら、立っていられないと思いますよ」そりゃ、そうでしょ。ヒビが入っただけでも、高熱が出て、動けなかったそうです。練習スタジオまでヒョコヒョコ歩いてきたクセに、このアホおやぢは、「折れている」と主張するのです。しかも、限定的に「二本折れている」と。前日、友人宅でバーベキューをして、何事もなく帰宅して、寝たと言います。転んだ覚えもないし、どこかに胸を打ち当てたこともないし、うつぶせ寝で折れたに違いないと言い張ります。末井さんは「寝違えたんじゃないの。骨じゃなくて、筋とか筋肉ですよ。折れたりヒビ入ったりしたら、そうやって歌えるわけないよ」と冷静に批評しました。３対１で、骨折説却下です。納得のいかない表情の島本慶。誰もオレの肋骨を心配してくれない、と不満げです。

リハーサル終了後、島本さんの根城、下北沢ラ・カーニャの前を通りかかったら、丁度、マスターが看板を出しているところでした。「昨夜、このアホおやぢは真っ直ぐ家へ帰ったって言ってるんですけど」と聞いたら、「そろそろ店閉めようと思ってたら、『一杯だけ呑ませて』って来てさ、結局、一杯で終わらなかった」との証言を得ました。既に、ラ・カーニャへたどり着いた時点で、記憶を失っておったのです。で、その前か、その後か、どこかで胸を強打したのだろうと思います。うつぶせ寝で折れるワケがない。もしくは、末井説の「筋か筋肉寝違え」です。 あくまでも骨折に拘る島本慶は、それでも納得せず、居酒屋へ入って、静岡おでんと鮭のハラス焼きとトリ皮串などを平らげて、「明日病院へ行く。折れているはずだ」と言い残し、帰って行きました。肋骨折れていて、居酒屋で呑んでるヤツ、おらんやろ？　アホなんだなぁ、と思いました。

さて、今週は、先述の通り、ぶっちゃあさんのバンド「ちゃぶたま」との初共演です。
新宿のインド料理店「パペラ」です。歴史的共演となるはず。ぜひ、目撃して下さいませ！　８月の新曲も、お披露目する予定です。
本当に島本慶の肋骨が折れていたとしたら……。ま、そんなことはありますまい。概念的に。リハで、熱唱していましたから。水曜日までには、恢復していると思います。ベストパフォーマンスをお届けいたします。やったるでぇ！

高校野球を観ていて、ふと、ファンの皆様は、こういうつもりでペーソスをご覧になっているのではないか、という気になりました。エラーするところが、好き。違いますか？
今後の参考にいたしますので、御意見をお聞かせ下さい！

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