©2005pathos-records
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第396回「ホメられ続けて」2012 8.06発行
暑おすなぁ。ホンマ、暑くてかないまへん。夏バテが本格化し、食べたい気持ちはあるのに、いざ、食物を目の前にすると、手が伸びていかない、口に入れてもスムーズに嚥下し得ない、という状態でありまする。先日、私がオタク道を師事している、はりけ〜んず前田師匠と、高円寺の焼鳥屋さんで呑んだんですが、キュウリの浅漬けくらいしか食べられませんでした。師匠は、鶏肉をウマウマ食べていて、「このハラミ、最高やから、一口だけでも食べてみて」と言うので、一欠片だけ摘んだら、コレが大きいヤツ。「食べられん言うといて、何で一番デカいヤツ行くねん!」と突っ込まれました。もう、そういう判断力も無くなってきているのです。ハラミは、確かに美味しかったのですが、一欠片で十分でした。柚胡椒の力で、何とか食べきりました。柚胡椒スゴイ!
8/1(水)は、毎月恒例、アラーキー先生定期展の余興でした。
7月の新曲『具体的なブルース』と、還暦ライブの時に発表したカバー曲『Barバッカスにて』と、二曲をご披露いたしました。『具体的なブルース』は、島本さんの健康診断体験をテーマにした曲で、なかなかクールなナンバーです。『Barバッカスにて』は、かねてから島本さんお気に入りのカントリー曲で、我が物にせんと意気込んで、勝手な歌詞をつけたものです。かつて、高田馬場にあったバー「バッカス」の、ママさんとの思い出を歌った曲で、同じく常連だった末井さんのエピソードも登場する、切ないナンバーに仕上がっております。アラーキー先生曰く、「私小説としての完成度が上がってきたな。良いぞ、実にイイ!」と絶賛して下さいました。今年は、まだ一度もダメ出しをされておりません。ホメられ続けております。放っておくと島本さんが増長するので、引き締めつつ、良い流れを維持して、次を目指してまいります!
8/3(金)は、西荻窪HANAで、単独ライブでした。
こぢんまりとしたお店ということもありますが、早々にご予約で満席となり、補助椅子が出て、お暑い中、すし詰め状態でした。お客様にはご不自由で申し訳なかったのですが、ペーソスといたしましては、熱気大歓迎、張り切って務めました。HANAでのライブは、4/6以来、4ヶ月ぶりだったので、お店のご常連様方には初めて聴いて頂く新曲が多かったのですが、大好評で、嬉しい限り! 終演後、お店のママが、「こんなにステキなのに、何で売れないのかしらね?」と、ぽつり。こっちが聞きたいっつうの! まだまだ精進が足りない、ということだろうと思いますが。
さて、今週末は、久しぶりのトークライブ出演です。トーク主体ですが、2曲程度、演奏します。何のことはない、上述の、はりけ〜んず前田師匠が、後輩のバッファロー吾郎の木村さんと定期的にやっているイベントに、ゲスト出演するんですけどね。師匠が、「日程決まったのにゲストが決まらん」と言うので、それならペーソスはどうでっか?と売り込んだワケです。話術のプロ二人に、面白トークを引き出してもらえると思います。何しろ、島本さんも末井さんも、アホなエピソードにかけては、バルザックもビックリの生きる「人間喜劇」ですから。楽しみだ〜! ぜひ、お出かけ下さい!
夏バテの原因である深夜のオリンピック観戦による寝不足も、まだまだ続いていくのです。みんな、頑張っている。その姿を応援しつつ、私も精神力で乗り切るだす!